東雲橋(江東区)の架け替え

しののめはし

※2021/11/26 橋梁詳細設計は落札されませんでした。

※2021/11/8 仮人道橋設置工事その1の落札業者が決定しました。

はじめに 東雲橋架け替えは確定事項

ここは簡単に。東京都江東区にある東雲橋の架け替えは確定しています。後述しますが、工事の入札も開始されています。

都 東雲橋仮橋の詳細設計に着手

気になるのが、以下の2点です。

  • 仮橋はどこに作るのか?車は通れるか?
  • 架け替えにどれくらいの期間かかるのか?

仮橋はどこに作るのか?

一般的には仮橋は元の橋のすぐ横に作って、交通の流れを変えるように作るようです。

多摩川の日野橋の例

多摩川の日野橋の架け替えを参考に見てみると、

東京都、日野市~立川市間の「日野橋」架け替え工事に着手。10年後を目途に新たな斜張橋開通へ

上の図は横から見たところです。
下の図が上から見たところで、グレーが旧橋、その下の青が仮橋です。

旧橋の交通の流れを迂回させる感じで仮橋を作るようです。この仮橋を架けるのに3年かかるとか、ものすごいですね。

東雲橋から離れた位置に仮橋は架けられそうか?

念のため、東雲橋に隣接せずに仮橋を架けれそうなところがないか見てみます。

中央が東雲橋です。まず北東側から。

豊洲方面は辛うじて道がありますが、東雲側はパチンコ屋さん、マンション、日経新聞、王子HD研究センターに遮られており、少なくとも車用の仮橋は無理です。

仮人道橋であれば辰巳橋の下あたりから始まる赤線で示した遊歩道を使うことはできるかもしれません。不便そうですが。

南西側も水門があって難しそうです。

やはり、現在の東雲橋に隣接して作ることになりそうです。

2021年3月9日追記 下記の議員さんのコメントにありますように、やはり仮橋の位置が難しいようで、必ずしも東雲橋に隣接とは限らないようですので、その旨追記させていただきました。以下はあくまでも予想としてご覧ください。

仮橋を架ける位置の予想

そうするとどこに作るかですが、まず豊洲側から見てみると、

東雲橋豊洲側

南西側はサビー豊洲(1Fが千明建設)という集合住宅が建っており、2010年6月築ですので、こっちに橋を作るのはなかなか厳しそうです。

北東側の方がスペースがあります。

続いて東雲側です。

東雲橋東雲側

こちらも南西側はきつくて、北東側はパチンコ屋さんの敷地に食い込めばという感じでしょうか。

車が通れるような仮橋を作れるのかな?と疑問ではありますが、日野橋の例を見れば仮橋を隣接して架ける場合は北東側になりそうです。

しかし車が通れるレベルで作れるようには思えず、他にも車用の橋が架けられる場所はないので心配が募ります。

追記 仮人道橋に関しては北東側の模様

仮人道橋に関しては、仮人道橋工事の入札条件に以下の記載があるため、橋の北東側に作られると思われます。

履行場所 東京都江東区豊洲四丁目地内から同区東雲一丁目地内まで

豊洲四丁目というのは、以下の東雲橋北東方向になるためです。豊洲四丁目のどこからか架けられることになります。

そうするとやはりパチンコ屋さんの横の空き地のところから架けられる可能性が高そうです。

現在は以下のようになっています。

豊洲側は東京都の東雲橋電気防食装置というものがあり、これは東雲橋のためのものでしょうから、移設が必要になりそうです。

しかしそうなるとホントに車はどうするんでしょう…?まさかの上でしょうか。

架け替えにどれくらいの期間かかるのか?

冒頭の多摩川の日野橋は「3年かけて仮橋の建設、その後7年かけて新橋の建設と仮橋の撤去」とのことなので、どうしても10年はかかるもののようです。

果てしないですね…。

お近くの新島橋は架け替えが終わり、やはり10年かかったとのこと…。

勝どきの新島橋の架け替え工事が10年かけてついに完了!

ただ、この新島橋ですが、以下のブログを見ると、規模もやり方も何となく日野橋と違うように見えますね。

新島橋架け替えと築地市場

まあとにかく長いのは間違いないようです。

江東区の議員さんのツイートにあったように、架け替えと共に歩道の安全策を講じるような考えもあるようなので、何かしら安全になったり便利になったりというのを期待したいところです。

追記:入札内容の公開(2021年7月)

2021/7/1に東京都の入札内容が公表され、いよいよ本格的に始まりそうです。

補修を除く入札があり以下の2つになります。

(1)東雲橋仮人道橋下部工事○仮人道橋橋脚:4基○工事発注規模:B02 2億5000万円以上~3億5000万円未満
(2)橋梁詳細設計〇橋梁詳細設計(鋼単純下路式ローゼ桁橋(L=118.5m):2橋、逆T式橋台:2基、鋼管井筒基礎:2基)

(1)東雲橋仮人道橋下部工事

こちらはいわゆる仮橋の準備工事のようです。どこに設置されるかまでは分かりませんが、人の通行に関しては問題なく確保されそうです。しかしやはりこうなってくると車が心配ですね。もし車が通れなかった場合、特にバスがどうなってしまうのか…。

(追記)以前見た時と名称が変わっていまして、いまは「仮人道橋設置工事その1(3五-主304東雲橋)」と書かれています。

2021/11/8 「仮人道橋設置工事その1」は坂田建設さんに落札されました。工期は2022/12/16が期限のようですのでもうすぐにでも工事が始まるのではないかと思います。

(2)橋梁詳細設計

ついに本題ですね。新しく架ける橋の詳細設計の入札です。

まず、L=118.5mというのは長さでしょうね。現在の東雲橋の長さは104mのようですので、14.5mほど長くなるようです。

次に、『鋼単純下路式ローゼ桁橋』についてです。よく分からないので分解して見て行きます。

『鋼単純』については、単純桁というもののことと思われ、橋の両端にだけ桁(けた・支え)がある(途中にない)ものと推測されます。

『下路式』の前に、『ローゼ桁橋』ですが、これはアーチ橋の一種のようです。詳しいことは分かりませんが、例として以下のような広島の住吉橋があるようで、形はこんな雰囲気なのでしょう。

文化庁

残った『下路式』ですが、これは「カロシキ」と読み、路面がアーチなどのどこにあるかを表しているそうです。下路式ということで、道路の路面がアーチの下部分にあるということになり、上記の住吉橋のような位置に路面がくるということになるかと思います。

2021/11/26 「不調」とのことで落札されませんでした

何か情報があったら追記していきたいと思います。

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