湾岸エリアの湿度と乾燥

湿度

乾燥が気になる季節になってきました。海沿いは湿気がすごいというような話はよく聞くのですが、湾岸エリアはどうなのかな?と思いまして。

マンション内の湿度についてはあまりにも多くの要素があり一概に言えないとは思いますが、今のところ築10年未満の表参道の分譲マンションと同じく築10年未満の湾岸エリアのマンションで、大きな変化は見られないような、多少湿度が高いような気もする冬の日々です。まだ初冬なのでこれからどうなるか分かりませんが。

各地の平均湿度を調べる

以前に風の強さを調べた時に気象庁の過去データを使いました。この時は、葛西臨海公園と皇居(北の丸公園)、練馬、羽田空港を比較したのですが、温度や風と違って湿度については気象台のような大きな施設でないと計測されていませんでした。

各県1つしかないような気象台ですが、調べてみると横浜気象台が東京湾に近いところにあり、東京の湾岸エリアの海との距離感に近いかなと思いました。

これと、東京・北の丸公園、緯度が近く太平洋岸にある銚子、内陸にある熊谷の湿度を比較してみました。

2020年の366日分(うるう年)の平均湿度の平均値が以下の通り。

気象台平均値
東京71.5%
横浜69.7%
銚子78.7%
熊谷69.1%
気象庁データ

想像していた結果と大分違いました。東京、横浜、熊谷はほぼ一緒で、内陸の熊谷と海沿いの横浜がほとんど変わりません。

対して銚子は抜けて高い数字となりました。

「海沿いは湿気がすごい」というような話は、これは外洋の方の海沿いの話で、東京湾に面しているところは関係ないかもしれません。

念のため外洋(太平洋・日本海)に面している気象台から、石巻(宮城)、新潟、輪島(石川)、小名浜(福島)、御前崎(静岡)、潮岬(和歌山)、境(鳥取)、清水(高知)を調べてみたところ。

気象台平均値
宮城79.1%
新潟75.6%
石川75.9%
福島75.6%
静岡74.5%
和歌山75.3%
鳥取75.2%
高知74.3%

石巻(宮城) を除いて、綺麗に75%前後の数字となり、東京、横浜の数字よりもはっきりと高い値となりました。

本題とは関係ないのですが、なぜか銚子と並んで石巻(宮城)が抜けて高い数値でした。太平洋岸の北側は親潮の影響があるのかな?と思って小名浜(福島)を集計に入れてみたのですが、こちらは普通の数値でして。

まあ本題と関係ないのでスルーしたいと思います。

まとめ

本件についてはあっさりしていて恐縮ですが、湾岸エリアだからといって、湿度が高くて困ったり、逆に湿度が高くて助かることもなさそう、ということで。

これだとあまりに内容がないので下記にちょっと追加をしますが、結論が変わるものではありませんのでお暇な方はご覧ください。

マンションの特性によるもの

湿度について調べていくと「機密性が高いマンションでは湿度が逃げないので湿度が高い」というような話をよく見かけました。

自分の経験上では、子供の頃住んでいた木造の家と、古い鉄筋の集合住宅では冬でもジメジメしており、機密性の高いマンションに引っ越してからは、冬は明らかに乾燥に悩まされています。

これを調べる中で最ももっともだなと思った解説は、機密性以外に断熱性能の影響を大きく受けていて、断熱性能が高いと部屋の温度を高くキープする代わりに乾燥するという仕組みというものでした。以下はヤマト住建さんの説明ページ。

つまり、機密性が高ければ湿度が逃げずに湿度が高くなるけども、併せて断熱性能が高い場合は、その影響で乾燥するということのようです。

正確に言うと乾燥するのではなく

「温度が上がると湿度が下がる」

もっと正確に言うと、

「温度が上がると相対湿度が下がる」

ということのようです。暖房で蒸発するからだと思ってました。

詳しくは以下のページとかを見てもらった方がいいかなと。

理解できても乾燥対策ができるわけではありませんが、上記のページの内容を簡単にまとめておくと

  • 温度が上がると空気中に保持可能な水分量が増える
  • 空気中に含まれている水分量が変わらない状態で温度が上がれば、湿度(相対湿度)は下がる

まあ別にピンと来なくても何の問題もなく、冬はとにかく乾燥します。

第一種換気やエコカラットなど軽減効果のあるものもありますが決定的な要素にはならないようです。第一種換気はシンプルにうらやましいですが。

またマンションの階数と湿度の関係に関しては、どうでもいいタワマンマウントの話ばかり見つかりましたが、機密性も断熱性能も高ければあまり関係ないようです。すごく低い位置であればある程度湿度が高いのだろうとは思いますが。

以上です!

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